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□第十四話 警察と話すと緊張する
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時計の無いコンクリートの狭い部屋











机の上にはマヨネーズ山盛りのカツ丼













目の前には、









えっと、


誰だっけこの人?


確か…や、山…、やま…









 



山ナントカさんがいる






「ちょっ、ちょっと諦めないでよ!
最初に自己紹介したでしょ
山崎です。や、ま、ざ、き!」







『すいません
私人の顔と名前覚えるの苦手でして
失礼しました地味崎さん』





山「さっきまでかろうじて覚えてた山はどこへ」










そうです



こいつは山崎退



実際にあってみるとマジで地味だわ



注意しないとすぐに忘れてしまいそう






それにしてもホント地味だな

つかみ所無さ過ぎだろせめて髪染めるとかメガネかけるとか口癖つくるとかしろよ


個性がないんだよな
たしかに制服じゃ難しいかもしれないけどココは天下のジャンプの漫画なんだぞ?少しは読者に印象付けとかないとパッと出のモブで終わりだぞ?
何でここまで残れたかって地味キャラっていうアイデンティティが認められてたからでしょ
それでいいのか?地味でいいのか?新八と並べられ続ける人生でいいのか?
あんパン好きなのはいいけどちゃんとミントンやカバディもやってんのか?
あんパンスパーキングもいいけど食べ物は大事にしなきゃだめよ?







山「えっと、すごい考察してきたんですけどこの人どうしましょう副長」






いつのまに来たのかジミー退の隣にニコマヨ副長が座っていた






土「山崎についてここまで確信をつい
て語れるヤツはそうそういないぞ
さすがマヨラーはいいもん持ってるな」






『感心していただいてるなら嬉しいのですが、何故この場所に私を招いたのでしょうか
落ち着かないこと山の如しなのですが』






土「ああ、すまねぇな
強盗を捕まえた一般人に屯所
へ来てもらってるって聞いて戻ってきたんだがまさかあんたとは思わなかったよ。」






『おたくの佐渡島さんにお招き…連行されましてね』





山「さどがしま…」




土「総悟だろ
その、強盗事件について聞かせてもらおうか」






『へぇ、旦那
ありゃあ、今朝の出来事でした』









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