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□第八話 デートって何すんの?
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ここは午後12時の万事屋
襖を開けて寝間着姿の銀時が居間に入ってきた
銀「ふぁ〜おはよーさん」
新「こんにちはですよ銀さん
またこんな時間に起きて、生活のリズム狂いまくりじゃないですか。いつも何時に寝てるんですか?」
神「銀ちゃんなら昨日私より先に寝たアルよ?えっと、めっちゃイケ始まってすぐだったから、8時ぐらいアル!」
新「えぇえええ!!
早っ!年寄りか!!それで昼に起きるとかどんだけですか!」
銀時はめんどくさそうに頭をかいたあと、お腹が鳴ったのに気づきソファーに座った
銀「別にいいだろーどうせ仕事ねぇんだしよ、それよりメシだメシ。今日神楽だろ?」
神「任せるヨロシ!ご飯炊けてるから卵持ってくるアル!新八、手伝えヨ」
新「え、良いけど、まさか」
テーブルにはご飯、卵、醤油
神楽はすぐに卵かけご飯を作ると幸せそうにそれをかきこんだ
銀「…」
新「…」
神「どうしたアルか2人とも
お腹すいてんでしょ?遠慮しないで食べるヨロシ」
ピンポーン
神「アレ?お昼どきに誰アルか?」
新「お客さんかもしれないですね、僕が出ます」
ガラガラッ
新八が開けると誰もいない
おかしいなと思い外に出てみると、隅のほうで考え込んでいる人を見つけた
新「あ、あのー」
『どうしようお家に来たのはいいけど何にも計画してなかったわ、映画?動物園?遊園地?…どこも金がかかるな、いっそお家デート?でもいきなり銀さんのウチに上がってデートなんて私爆発してしまうかもしれんしな…ブツブツ』
新「えっと、鈴…さん?」
『うぉおおメガネボーイか、
あの、ええっと、ぎ、銀時くんいますか?』
新「いますよ?
そんなとこにいないでどうぞあがってください」
新八があがるように促すと、鈴は深呼吸して胸に手を当ててお邪魔した
『ふぉっ!これが銀さんの家!意外と広いな〜あ、いい匂いする…スーーーーーーーーーーーーー……ハーーーーーー………スーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
銀「オーイ、何をしてんだコイツは」
『あああ銀さんこんにちはです〜ご機嫌いかが?あらま!昼食なうでした!?卵かけられご飯さんじゃないですか、会えて光栄です』
銀「なんだ?今月分の依頼量払いに来たのか?」
新「こないだもらったばっかりじゃないですか」
『あの、私たち付き合ってるじゃないですか!!だから、今日は日曜だし、デ、デデデデデデデデ、デデートのお誘いに参った次第であります! 』
銀「えーめんどくせーよ今日の俺は朝からたまごかけご飯でモチベーション下がりまくってんだよ」
神「失礼な!卵かけご飯は最高の食べ物ネ!!サラサラいくらでも食べられるヨ!」
新「流石に毎日はツラいよ神楽ちゃん」
銀「なんか野菜が恋しくなってくんだよ」
『だったらご飯食べに行きませんか?ファミレスなら私が払いますよ?』
鈴の提案に3人が一気にこちらを見る
「「「行きましょう!!!」」」