銀高

□仕置
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「く、来んな馬鹿!!」


「えー、じゃあ逃げんなよ晋助」


「やだ!何かする気だろ!!」


「そりゃあ、ねぇ? 晋ちゃんが悪いんだもん」


「お、俺悪くねぇ!」


「俺のこと放置しただろ!ほら、晋助が悪い!!」


「だって、寒かったんだもん!」


「寒かったらヅラにくっつくんですかぁー?俺のこと放置していいんですかぁー!?
てか、もんって可愛いな、コノヤロー!!」


「ぅ、うるせぇ、天パァ!!」


「あ?言ったなこの野郎…天パ馬鹿にすんなぁ!」


「っ、ぅわ!」


天パの悪口にキレた銀時にグイッと後襟首を引っ張られ捕まってしまった。


「あーぁ、捕まっちゃった」


にっこりと笑う銀時。
ぎゅぅと後ろから晋助を抱き締めながら髪に顔をうずめる。


「ぅ…銀時……?」


「んー?」


「ひゃっ!?」


振り向こうとした晋助の首筋を舐めると裏返った声が出た。


「何してっ…ふぁぅっ」


「んー…」


抵抗しようとするものの、ねっとりと首筋を舐め回され力が抜けていく。
ぬるぬると蠢く銀時の舌にうずうずしながらも、抱き締めている腕にしがみつき声を抑えようとする晋助。


「や、だぁ…//」


「仕方ねぇだろ?お仕置きだもんよ」


「なっ、なんで脱がすんだよっ!?//」


「んっ」


着物を肌蹴させて肩に舌を這わせてみる。
ビクビクと動く晋助の体を押さえつけて吸い付いて痕をつけて、少し噛み付くと完全に晋助は抵抗しなくなった。


「抵抗しねぇの?しても意味ねェけど」


「うるさい、ヘンタイ…//」


「言ったな?」


「わっ…んんっ//」


くるりと晋助の体を反転させ、自分と向き合う形にしてから唇に吸いつく。


「んっ、んぅっ…ふぁ……ゃうっ//」


逃げる舌を執拗に追いかけて絡める。歯列をなぞって口内を荒らしながらも舌に吸い付き、甘噛みをしたり、唇を吸ったりと貪り続ける。

晋助の口端から漏れ出す液もちゃんと舐めとって口を離すと息を乱しながらも目をとろけさせてる晋助がいた。


「あれ?いやって言う割に気持ち良かったの?(クスクス」


「ぅ…ぎんのばかぁ//」


「っ……////」


二人きりで甘えてくる時にだけ銀時のことをぎん、と呼ぶ晋助。

深いキスでとろけた声で言われ、しかも甘える様に首に腕を回され抱きつかれた銀時の心境はもう……


(クッソ可愛いんですけどぉぉおっ!どーすんの、これ…もうマジ可愛いんですけど、この子!!なんなの!?俺をキュン死にさす気か、コノヤロォォオ!)



もう無茶苦茶だった。







(ぎんー…)


(な、なぁに?晋ちゃん)


(……ちゅっ)


(っ!晋ちゃん?//)


(仕返しだ、ばぁか//(プイッ)


[あぁぁぁあああぁぁあっ!可愛いぃぃぃぃいいっ!!]





fin
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