土高
□飯当番
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「おい、晋助……」
「ん…やだ……」
布団の中、隣で自分と同じように裸で寝転ぶ晋助を揺り起こすとそんな言葉が帰ってきた。
「…今日はお前が朝飯の当番だろ?」
「………ぐぅzzZ」
「……それは寝てるフリか?」
まったくもって起きる気はないらしい。
だが、腹が減った。
時計を見ればもう昼を回っている。
自分で起きて作ればいいのだが、その行動に移った瞬間にこの黒猫は待ってましたとばかりに起きてくるだろう。
それは何故か俺が負けたみたいで癇に障る。
「晋助〜?」
「……十四郎、好き」
「!!?//」
突如、そう言いながら擦り寄ってくる晋助。
「トシィ…好き、好き好き好き……愛してる…」
「なんだよッ、いきなり//」
「好き、十四郎…
だから、飯作って?」
「…………」
「ッ、テェな…」
軽く小突いてやったら、自分がわるいクセに不貞腐れて更に布団に潜っていった。
「腹減ったから早く作ってくれよ。お前の飯が食いてぇ」
なんて、臭いセリフを吐いてみる。
「………トシ、」
「?、ッ!!?」
うっすらと目を開けたと思ったらグイッと引っ張られ晋助に覆い被さる姿勢をさせられた。
「なァ、トシ…俺はお前の作った飯が食いてェ……」
「ッ、昨日食っただろ?//」
流し目でねだる晋助は裸なこともあって色っぽくて生唾を飲み込む。
「足んねぇよ、全然…もっと、トシだけで体を満たしてぇのに……」
「………?」
晋助は俺の手を取った。
「十四郎が作った飯を、まず口に入れるだろ?」
そういうと俺の指を自らの口に含み、ピチャピチャと甘噛みをしたり舐めたりてし、
「それから、飲み込んで喉を伝う…」
その唾液にまみれた指を喉に伝わせると、ねっとりと唾液がテラテラといやらしく線を引いて、
「食道も通って…んっ……」
そのまま上下する胸に指を滑らせ、
「胃に入る。そしたら、じんわり溶かされて少しずつ十四郎が作った飯が胃に広がるんだ」
ギュッと胃に当たる場所に手を軽く押し付け恍惚とした表情をする。
その指先があと少しで胸の小さな飾りに触れそうなのに…
「それから、今度はコッチ。小腸とか大腸に流れ込んでよ…」
また俺の手を動かして腹を滑らせたかと思えば、
「ッ、!」
「ゆっくりと十四郎が全身に行き渡るんだ…」
思い切り手を引っ張られ、耳元でそう囁かれる。
「たまんねェだろ?(クスクス」
「………//」
もう少しで晋助のモノに触れれそうだったのにと悔やみながらも、足を絡み返してやる。
「ったく…腹減ったってのに、誘惑するやつがいるか……」
「ククッ…じゃあ早く飯作ってくれよ。ヤんのはその後だ」
「………テメェ…」
その後、無理矢理四つん這いにさせてガンガン突いた後、お望み通りに飯を作ってやって食わせてやった。
(1ヶ月性交禁止令が出ました…)
End