novel ヒバツナ♪
□お婿さん候補
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ーー放課後の並中
ツナが涙目になりながら補習を受けている時。獄寺、山本、了平はリボーンに召集をかけられ、屋上に来ていた。
「ちゃおっす」
リボーンが手にメモ帳とボールペンを持ってやって来た。
「小僧、今日の集まりは何なのな?」
「まさかっ?!敵対ファミリーが来たんすか?!!」
「だとしたら極限に闘うのだー!」
コイツらが喋りだすとウルセーなと思いながら違うぞと言って本題に入る。
「今日はツナについて聞きたいことがある。お前ら、ツナを見てどう思う?」
「優しくて可愛らしいッス!ハイパーモードの時はとても美しく強いですし、尊敬しますっ」
興奮しながら話す獄寺。
「ツナは普段は可愛いのな。闘う時は前線に出て闘うから頼もしいな。」
いつもの調子で話す山本。
「沢田は女子ながら極限に強いのだー!」
相変わらず極限の了平。
「なるほどな。ハイパーモードの時はちっとは強いな。」と言いながらメモを取るリボーン。
「でもそんなこと聞いてどうするのな?」山本は不思議そうに聞く。
「ツナの婿候補を考えていてな。」とリボーンが言った瞬間三人は。
「そんな十代目がお嫁に行くなんて!」
ショックで立ち直れない獄寺。
「獄寺落ち着けって。でも俺らの意見と関係なさそうだけどな?」
獄寺に声をかけながらリボーンに話す山本。
「沢田のウェディングドレス姿は極限に似合うと思うぞ。」
白無垢でも似合うかもしれんなと言うマイペースな了平。
「ツナはいずれ十一代目を産まなきゃならねーんだ。婿候補は今から探しておいて損はねぇ。」
いけしゃあしゃあと話すリボーン。そしてリボーンは爆弾発言を投下する。
「よし、婿候補を決めたぞ。婿候補は骸だ!」
獄寺達は有り得ないくらいに目を開き驚いた。