長編（大人編）
□のもの
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（ヘソンｓｉｄｅ）
愛し合って達した後
エリックは必ず僕に囁く
愛してるよ ヘソン
僕の身体も心も満たしてくれるような言葉を
さらっと言えるエリック
こんな完璧な男が
何故僕を抱くことを選んでいるんだろう
僕の身体はエリックに触れられてどんなに感じても
エリックを受け入れるために変化することはない
僕がエリックを受け入れるには
それなりの準備が必要で
エリックは女性を抱くなら必要ない行為を
毎回僕のために繰り返している
僕だって女性を抱いたことぐらいある
気分が高まって１つになりたいときに
準備をしなきゃいけないことが
どれだけ面倒くさいかぐらい簡単に想像できる
僕は多分・・
もうこの愛の形から抜け出せない
だけどエリックは・・
今女性を１度抱いたら
僕をわざわざ抱く必要がないことに気付いて
僕から離れてしまいそうですごく怖い
愛してるよ ヘソン
エリックの甘い囁きに
僕はいつも同じ言葉を答える
ナ ドゥ
僕の大好きなこのやり取りを
エリックはいつまで続けてくれるんだろう・・