短編(両想い編7)

□V(ヘソン)
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フラフラしながら家に帰った

ただいま
あれ?返事がない

リビングに入ったら
放心したエリックがいた

ヘソン?
エリックは手を伸ばして僕の頬を包んだ

本当にヘソンだよね
何言ってんだよ
どうしたんだよエリック

エリックは大きく息を吐き出した

放送のヘソン
すんげえ可愛くって
実在する30男だとは思えなかったんだよ
CGで作ったのかって思うぐらい
可愛くてキレイで色っぽくって・・

何言ってんだよお〜
照れくさくてエリックを軽く叩く

あれが本当にヘソンなら
ヘソンは・・人間じゃなくて・・妖精かも知れない

もう止めてよお
エリックはからかってるって感じじゃない
照れくさすぎるけど・・
ちょっといい気分かも・・

ねぇ・・そんなに可愛いかった?
可愛いなんてもんじゃないよ
あ〜またヘソペンが増えちゃうだろうな
いやあれ見たら絶対全員ヘソンを好きになるよ

そうかなぁ
テヘッ
かなりご機嫌になった僕はキッチンへ急いだ

エリックゥ乾杯しよ

よし今日はとことん飲むぞお

だから・・エリック
もっと褒めても・・いいよ
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