長編(交際編3)
□休日
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(ヘソンside)
悩んでいた僕の頭にロケで行った場所が浮かんだ
じゃソウル大公園に行こうか?
えーここから車で半時間ぐらいかかるだろう?
イヤなの?じゃあボウリング・・
ソウル大公園にします!!
多分エリックは着くまでにテンションが下がって
普通のデートができるハズだ
最高の提案に我ながら惚れぼれしてしまう
エリックは先に素早く着替えて
お弁当やスープや飲み物をバスケットに詰め込んだ
ペアルックでないことを確認してから
準備された服に着替える
すべて終わった大型犬はまたしっぽを振って
僕の身支度が終わるのを待っていた
そして準備が終わると同時に飛びかかってきた
ねぇねぇヘソン 手繋ぐ?
エリックは僕に尋ねながらもう手を繋いでいた
外では繋がない
チェッつまんないなぁ
僕だってずっと繋ぎたいんだけどさ・・
そう思いながら玄関まで手を繋いで歩いた僕は
キレイに並べられたペアのスニーカーを見つけてしまった
僕のお気に入りのスニーカーの横に置かれた
色違いの新しいスニーカー
たぶん今日のために買ったんだろう・・
うーん今日のエリックは気合いが違う
油断するなシンヘソン・・