番外編

□もしも辰樹の彼氏が2〜シリーズ
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もしも、辰樹の彼氏が理事長だったら


「理事長っ、流石にここでいちゃつくなよ…」


「別に今は二人しか居ないのだからいいだろう?それに理事長ではなくつつじと呼んでくれ。それとも私の名を呼ぶのは嫌か?」


「つつじさん……」


「つつじ」


「つつじさん」


「はぁー、全く一條君はこう言うところで強引なんだから」


「じゃ、つつじさんも俺の事名字で呼ぶなよ!どうせ、こんな色気のねぇ俺よりも鳶高のが好きなんだろ!!」


「何でそこで雄二の名前が出るんだい?」


「ほら、今だって名前で呼んでいるじゃねぇか」


「これはッ!………さては、雄二に嫉妬しているね?たつき」

「ぁ………」


「雄二は幼なじみなんだよ。たつきの名前を呼ばなかったのはあまりにも君が意地を張って私の名前を呼んでくれなかったからさ。途中どうなるかとは思ったが計画通りだね」


「ッ!!嵌めやがったな、糞理事長!!!!」


「そんな照れるな」


「照れてねぇよ、怒ってんだ!!」


「そうかそうか、そんなに照れている事を隠したいのか。しょうがないな、今回だけ照れてないことにしてあげるよ、たつき」


「〜ッ!?」


意地悪気な理事長でした。
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