古典書物〜刀剣〜


□悪女の育て方
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そこは1つの狭い土地に数十人もの人口が住んでいる団地



『・・・・・・・・・・・』




初めてのものを見るような目



『くりちゃんもしかしてココに住んでるの・・・?』



ドン引きしたような彼女の反応は噂通りの本性


「悪いか?あんたの家が無駄に場所使ってるだけだ。入るか?嫌なら行きたいところどこでも連れて行ってやる」



入ると答えた彼女を部屋に案内する



ほんとに金持ちのお嬢様なんだなと実感する




部屋はベッドと小さな机と漫画本がしまいこまれた本棚

至ってシンプルな部屋だった



「漫画読むなり好きにしろ。俺は着替えてくる」



俺は彼女を部屋に残し着替え片手に着替えに向かった






着替えを終え部屋に帰るとベッドの下が気になる症候群に犯されてる主の姿があった



「なにしてんだ・・・・」



『何って決まってるじゃん。男子高校生=ベッド下はエロ本!!』



バシッ!!
ツッコミのしばき音が部屋に響く


「そんなのない!興味ない・・・・」


『え〜〜みんなあったよへし切りくんとか、燭台切くんとかもあったよ!!生徒会長の兼定くんだってあったよだから(チュッ・・・・・・・




突然唇に触れる感覚






「俺の家に来てまで他の男の名前も話もするな。あんたの求めてる変な本もない。」



『え〜つまんないの。くりちゃんがどんな女の子タイプなのか知りたかったな〜〜』



「あんまりしつこいと襲うぞ?」



そう言うと彼女を押し倒し優しくキスを落とす


















それから主は大倶利伽羅にべったりでどこに行くにも一緒なカップルになっていた




「くりちゃんもしかしてなかなかやり手?あの子手懐けるとか」
「普通じゃありえないからな。あいつがここまで懐くとか」



「俺はなにもしていない・・・ただ普通に相手をしてるだけだ」



「そっか、僕はもう主ちゃんには関わりたくないかな。悪魔を見てるようだったよ」


「俺も燭台切と同意見だな。死んでくれとまで思うほどの女だった」






彼女の噂


=主に告って付き合った相手みんな欝になったり自殺未遂をしたりとおかしくなる

甘やかされて育ちすぎてるので手に負えなくなる

など=

いろんな被害があるみたいだった





「俺は主が好きだし何しようが折れる気もない。分からないことは教えてやればいい事だ」



大倶利伽羅は彼女を迎えに行くと言い残しさっさと行ってしまった





高校2年生秋
2人の関係はそれから6年続いた・・・・

















→あとがき
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