古典書物〜刀剣〜


□喧嘩別れ〜女の子目線〜
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貴方のしたこと

私は許せない・・・・


『最低!』


「ち、ちが・・・」


『は?何がちゃうの?もぅえぇわ!毎度毎度ちがう違うチガウって!ちゃうことないねん』



まさか
しょうもないことで喧嘩して嫌いになるなんて思ってもなかった


大切にしてくれてたのに・・・・




男の人は本当に馬鹿だ
どうして感情的になるとすぐに手をだすのか・・・




『はぁ・・・・』



「主さっきからどうしたのため息ばっかりだよ?」



『ホントつらい!なんかイライラする』



「なに?どうしたの・・・」



私は友達にすべて話す



「えぇ!主まじ?彼氏イケメンだったじゃん?」



『イケメンか?でもまぁ別れた!って言うよりも嫌になったから私からさよならしただけやで?』


「自然消滅ってこと?」






男は馬鹿だ・・・



会いたいなんて思わない
でも元気なのかは少し気になる・・・




あの人料理は得意だから健康面としては気にはしていない


でもいきなり私が居なくなって
電話番号も変わって病んでないかな?



「でも以外だな〜あの人そんなのとする様には見えなかったのに」


『馬鹿やからね』


「でもあの人好青年って感じで私は好きだけどな〜」


『せやったら付き合うたらいいやん私はパス』



別に何が嫌だったとかそういうのじゃない


喧嘩が増えてそれが嫌で


なんとかしたいと思ったら殴られた



それに驚いで出て行ってしまい
逃げるようにその場から消えてしまっただけ・・・


それから会いにいく勇気もなくて
諦めがついてしまっただけ


またあの人ともし出会ってしまって
やり直そうって言われたら絶対OKしてしまう・・・


それくらい幸せだった・・・


ずっと一緒にいたかった










「ごめんって許してよ・・・」


『しつこいねん!何度言うても同じ!ダメなのはダメやの!!』



初めは私の方言こわいって言ってたっけ・・・


でも何故かしらない間にそれにも慣れて
喧嘩まで出来るようになったよね




「なんでいつも君はそうなの!?」


『ホントうざい!なんやの?』



私が悪いのかな・・・?


思い出の繁華街
貴方がいる気がしてたまに遊びに行くけど
その姿はなくて諦めがついた



『やっぱりもうおらん・・・』



そんな毎日

辛くて辛くて・・・・






ごめんなさい・・・・




記念日の指輪は今でも大切にしている

貴方がくれたから・・・・




忘れたいわけじゃない




本当はまだ好き・・・



あの時むしゃくしゃしてケータイを投げてしまった



新しくしたので
連絡先も違うケータイ
貴方の思い出もない



空っぽ



会いたいよ・・・・





最低なのは私なのに・・・




自然消滅だなんて本当は望んでいないのに
・・・



私の心はもうボロボロ・・・




泣きたいよ・・・



あの時出て行かなかったら・・・



ごめんなさい・・・




素直になれない自分にも今はイライラする
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