古典書物〜刀剣〜


□夏風邪
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7月上旬・・・・

私は風邪を引いてしまった


「大将、こうつぁ夏風邪だな・・・。学校は休んだほうがいいんじゃないか??」



『でもテスト前だよ、行かないと私バカだから志望校にいけないよ』



「大将、夏風邪は長引かすとよくないっていうだろ今日は大人しく寝てろって」



むすっとした彼女によしよしと頭をなでる



『でも〜』


「明日くらいに友達に教えてもらえば大丈夫だろ・・・・それに・・・たまには平日俺っちと2人きりっていうのも心中悪くねぇって思ってるだろ?」



『そ、それは・・・』



学校に行けないのは少し不満だけど
薬研くんにそう言われたら断れないし嬉しい



「今日くらい俺っちに甘えてもいいんだぞ」


『・・・///ば、ばかっ・・・』


「ははは・・・嘘だよ。」


こうやってからかってやるのがお互いのコミュニケーションになっていた



「熱あがるといけないから寝ておけ
俺っちはココにいてやるから」


『ありがと・・・』



主は薬の効き目で眠ってしまった
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