古典書物〜刀剣〜
□彼と出会えた幸せ
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私は、幼い時に大好きな人を亡くした
そして・・・指もなくした
当時の私はその悲しみを現実に捉えることも出来ずにいてそのショックでか声も失いました・・・
残ったのは辛い日々・・・
毎日が1人ぼっちで時間は過ぎていく
何度も死のうと思った
家族の元へ行こうと思った
でも、私だけがココに残った意味
高校生になった私に初めてできた彼氏・・・
一期一振くんが教えてくれた・・・
彼は私の1つ上の先輩で手話を勉強していた
知り合ったのは授業で同じになった時
彼から声をかけてくれて話せないと分かった彼は私に手話で話しかけてくれた・・・
それから仲良くなって告白されて
好きになって・・・
彼は教えてくれた・・・
「主がこの世界に残った理由、それは貴女が幸せになる為です。もうご両親は戻らないし指も戻りませんけれど貴女はこうして私の側にいます。幸せなのか分かりませんが私は貴女に尽くすつもりです。」
その言葉を聞いた私は涙が出た・・・
そして声を取り戻した・・・
幼い頃得意だったピアノは今は弾けない
聴いてくれる父母もいない
だけど
私が生きてる意味・・・・
それは今をしっかりと生きて幸せになること
お父さん・・・
お母さん・・・
天国はどんなとこですか?
私は見えてますか?
私は今、幸せです。
そして、私は生きることを選びました
お父さんとお母さんが守ってくれたこの命が続くかぎり・・・
あの日があって今日で11年
時がたつのは早いですね
ずっと私の事。そして私たちの事見守っていてくれますか??
私は・・・
私は・・・
一期一振くんに会えて今とても幸せです・・・・
『大好きです!』
→あとがき