古典書物〜刀剣〜


□悪女の育て方
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キーンコーンカーン・・・・・・


授業の終わりを告げる最後のチャイム
それがなると決まって俺の教室に来るのは



『くりちゃん。か〜え〜ろ!』



隣のクラスで唯一の機械科女子

今は俺の彼女

俺の学校は4つの学科に分かれた工業高校

1組2組はカーデザイン学科俺の親友がいる
3組俺のクラスの4組は機械設計科旋盤や溶接
部品を作ったりしている
そして主のいる5組は機械整備科

女で機械整備ってかなり珍しいと思うが彼女の親が有名整備大手の社長って事もあってここに来たらしい


『くりちゃん。今日暇だよね??暇だよね?暇って言ってたよね??』


「あ。あぁ・・・・」


正直彼女の事を1つ愚痴っていいなら

わがまま

それしか出てこない・・・・


「主・・・今日は俺の家来るか?あんたが望んでるような広さはないが」


『え?いいの?行く!』


ほんとに連れて帰ってもいいのか疑問にはなる


こいつと付き合ったやつからはいい噂はもらって無いからだ・・・・


「言っておくが狭いぞ。」


べつにいいよと笑顔で言われるが自信はなくなる



俺は言い出したからにはとしぶしぶ家に連れて帰った
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