調査書


□儚き華
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私ルナ・アルベルトセリヌはリヴァイ班である


別に何を持ってリヴァイ班に入った訳ではない
引き抜きで来た


でも私にはここは凄く居心地はいいが居てはいけないような罪悪感もある


なぜって。。。
名前も知られていない珍しい死の病に体を蝕まれていたからだ
リヴァイはもちろん、リヴァイ班のみんなや調査兵団のメンバーば全員私が病気なんて知らない
知ってるのはエルヴィン団長を入れて上の人だけ
それを承知で私を調査兵団兵士として入れてくれたからだ


どうせ死ぬなら何もしないで死ぬよりよっぽどいい!



私の唯一元気で入れるのは薬があるから
でも何時までもって訳じゃないと思う



『リヴァイ兵長!お呼びだと伺ったので来ました』


「ルナ、次の壁外調査だがもし何かあれば上の仕事も手伝ってくれるか??」


『あ、はい!私は構いません。出来る範囲で手伝います』


「そうか、ならそう伝えておく」



壁外調査。今度のは遠出らしくかなりの注意を必要とされる任務だ



等分この街には帰ってこれない
だから薬を大量に処方しなければならなかった

(これないとダメなんだもんな。。。)


そう思いながらリヴァイと別れ仕事に戻る






ズキッ......


『いっ.........』


一瞬だけ左の肺あたりに激痛が走った。。。


なに今の。。。


呼吸困難はたまに起こすがこれは初めてだったが手元にある痛み止めを飲み仕事へ戻ってしまった







:-: :-: :-: ::-: :-: :-: ::-: :-: :-: ::-: :-: :-: ::-: :-: :-: ::-: :-: :-: :


ーリヴァイ目線ー


流石ルナだな
引き抜いた会がある

だがなんだろ。。。
見る度に肌が白くなってきている気がするが。。。
オレが変に思っているからなのか?


なんでオレは最近ルナばかり考えている。。。
新兵でもねぇーのに


「リヴァイ!リーーーヴァイ!!」


そこにハンジかやってきた


「ねぇ、なに難しいそうな顔してるのさ?もしかしてルナの事考えてたとか??あの子の可愛いもんねーー忠実だしさー。あ!もしかしてリヴァイ、ルナに惚れてるとか??」


「///....ば、馬鹿を言うな!!....そんな事はない!」



「あれー顔赤いよ?図星だった??」



「ない!あいつはまだ餓鬼だ!!....」


「餓鬼ってー19じゃん、大人ではないけど充分なんでもできる年頃だよ?」



ハンジの言う
オレはホントにルナが好きなのかもしれない

忠実な奴は嫌いじゃない寧ろ好きだ
ルナは言われた任務は必ず成功させる
命令に従い忠実で冷静である
頭も悪くはないため察しが早い
オレ的にもなかなかと言っていいくらいの奴だ


オレはいつの間にかそんなにルナを見ていたんだな。。。
いつもではないが一緒にいるから自覚はなかった
守ってやりたいとだけ思っていた
知らぬ間自分の側にルナを置いていた


そっか。。。




惚れてんだな。。。。。




付き合う。。。とかありなのか
いや。。。調査兵団な以上。。。



(「リヴァイ!とりあえず付き合うってのもありだからね!」)



そう最後に聞いたハンジの声が強く残っていた。。。
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