戰華王の正妃
□プロローグ
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とある文官たちの会話
「なぁ、知ってるか?血の覇王の正妃の話...」
「えっ⁉血の覇王は正妃を置かなかったんじゃ...⁉」
「実はな、血の覇王が亡くなる一ヶ月ほど前に内密に置いたらしい...
俺も上司から聞いた話だから定かでは無いんだがな...
その正妃は今も女官として宮中にいるらしい...」
「でも、正妃がいたなら王位争いは起きなかったし血の覇王の年齢を考えてもかなりのご高齢なんじゃ...」
「そうなんだよな〜
王位争いはまだしも、宮中ではそんな高齢の女官は見たことないよなぁ...」
「「う〜ん...」」