カタストロフィ
□2匹のドラゴン
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学校から出る前に血を拭き取り帰る
家に着くとパタパタと飛んでくる白と黒のドラゴンは私の肩に乗ると嬉しそうに頬をペロペロと舐める
「ふふっくすぐったい」
黒いドラゴンのソウが何かに気付いたようにワイシャツの上から根性焼きを舐める
「このくらい大丈夫よソウ。クレハもそんな心配しないで」
黒い方の名前はソウで白い方がクレハ
この2匹は私の可愛がっているドラゴンだ
とても利口で人間の様に裏切らない
私は動物や植物が大好きだ
愛情を注げば注いだ分だけ私にも返してくれる
植物は綺麗に育ち動物は懐くそんな姿を見るのが大好き
よしよしと撫でた後お風呂に入り汚れを落とす