カタストロフィ

□ゲームスタート
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HRが終わるとわらわらとクラスの人が集まる




「何処から来たの?」



「彼氏いるの?」



「どうして日本に来たの?」



「髪は地毛?」



「えっと…イタリアから来ました。彼氏はいません。日本には両親のお仕事の都合です。髪の毛は地毛ですよ。」



一つ一つの質問に丁寧に答え、最後にニコリと笑う





「あの10代目さん?とお話ししたいからごめんね」




と言うとそっかーと言って散らばる




デーチモに近付き話しかける




「10代目さん」




「え?!アリエスさん!お、俺10代目じゃないよ」



慌てて言うデーチモは両手を体の前でブンブンと振る



「でも獄寺くんが10代目って呼んでたので…名前分からなかったし。嫌な気分にしたのならごめんなさい」




しゅんとすると爽やかな男子が後ろから肩を持ち




「気にすんなって!いつものことなのな」



「ひゃあっ」




まるで男慣れしてないかのように目に涙を溜めてプルプル震えながら山本武を見ると赤面する
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