暗黒詩

□ごみ箱
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しんじゃえばいいんだ。みんなみんな。どうせだれも助けてくれない。希望も未来も何もない。永遠に闇の中をさまよっている。光が一筋も来ない闇の中を。自分も見えない。周りも見えない。見たくないから見えない。見たくないものを見なくて済む。そんな僕を守ってくれる檻。こんな醜い時分は、真っ黒でいろんな色の混ざった汚い色なんか。身t買うない。色んな色の感情が醜く混ざって気持ち悪い色になる。おぞましい色。資格も、聴覚も、嗅覚も、触覚も何もない世界。感覚なんてものはない。本当にそこに在るのかさえ分からない僕という存在。
消せない。しねない。そんな僕を、ホントの自分を檻に閉じ込めた。暗い冥い闇に落として感覚も感情もすべて奪って堕とした。
こんな僕は、イラナイんだ。
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