カクlong story
□そんな世界の終わり方
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「寒ッ・・・」
海沿いの坂を一人で下っていた
ぶるり、と身震いをして早く帰ろうと再び決意し、足に力をいれた
ずるっ
「きゃっ・・・!?」
足を滑らせ私の足はいとも簡単に地を離れた
なんとか転ばぬ様にパニックになった頭で考え、ガードレールにつかもうと手を伸ばした
「―・・・ッ!?」
はずだった。
そこにはガードレールはなく、目の前はめいいっぱいの坂の下の海
「う、ぎゃあああぁぁぁっ!!!?」
女の子らしかぬ悲鳴が出たけど気にしてらんない
あーくそっ、ほんと最悪!!
ろくになにかを考える暇もなく海に―・・・落ちた
ドボォ・・・ン!!