オリジナル小説

□シャイン*キャッスル
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ジ「ツグ!お疲れ」

今日も陽の出ないこの毎日の1枠に終わりを告げるチャイムが鳴る。陽は出ないがジュエリの一筋の光を『希望』として生きてきたがそんなジュエリも今、一緒の陽の出ない毎日を送ることとなる。

ツ「ごめん…俺…ジュエリを守れなくて…」

ジ「いいの、ツグ。この場所に来ることも最初から決まってたの運命だから。大丈夫、私は平気よ?」

ここは選ばれし物しか入れない『キャッスル・シャイン』この終わらない戦争の軍人を育てる所
俺達は選ばれたんだ。
その印は身体のどこかしらにある⚡️マーク。
この印があると『普通』の者にはつかえない『力』を持つといわれる。
このまだ知らない見たことのない『力』を最大限に使えるようこの『キャッスル・シャイン』は創られた。
俺達はまだ『力』がなにか分からない。
でも少なくとも分かるのは体力。
『普通』の者より体力があり軍力となる。
この印を持つ子供は今日もこの場所で厳しい特訓をするのだ。
いや、違う『子供』しか居ないのだ。
もうこの場所に『大人』なんて居ないのだ。
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