薄桜鬼‐鬼姫奇譚‐
□序章
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家族がいて、里のみんながいて。
それが当たり前だと思っていた。
これからも、続くものだと思っていた。
兄が家を継ぎ私はそばで支え続けるのだと…そう思っていた。
でも、そんな幸せな時間が夢が未来が壊れたのは…雪がちらつく月の綺麗な夜だった。
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