Dote on my sister
□ポッキーゲーム
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「 アスカ ちゃん!見て見て〜♪」
「…………なあに?それ。」
ライトの手には甘い香りのする細長い棒が握られていた。
「んふ。これはねぇ〜ポッキーっていうんだよ?」
「ポッキー?」
「そう!んふふふ。美味しそうでしょ?」
「甘い香りがして美味しそう!」
「じゃ、一緒に食べよう?」
「うん!でも1つしかないよ?」
ライトの手にポッキーは1つしかない。
「いいの、いいの。はい、ポッキーくわえて?」
「はむ?」
アスカ はライトの言う通りにポッキーをくわえる。
「動かないで〜♪」
そう言ってライトがポッキーの反対側をくわえた瞬間………
ボキッ!!
「ライト…何してるんだ?」
冷たい声と共にポッキーは真ん中で2つに折れた。
「ひゅう(シュウ)兄…?」
「 アスカ 、こんなヤツとポッキーなんか食うな。………はむ。」
「ってシュウ!!なんで アスカ ちゃんのくわえてるポッキーにくらいついてんのさ!?」
「ひょいふとほっきーふぇーむをひへひひのはほれだけら。(コイツとポッキーゲームをしていいのは俺だけだ。)」
「さりげなく食べ進めていかないでよ!!」
「ひゅ、ひゅう兄…?」
戸惑う妹を尻目にシュウはどんどんポッキーを食べ進めていく。
そしてポッキーが半分程になった瞬間!!