Dote on my sister

□おはよう
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「……………い……シュウ兄…。」

そんな言葉とともに身体を揺すられる。

「ん…。」

目を開くと、そこには自分に良く似た妹の姿があった。

「おはよう!シュウ兄♪」

「ああ、おはよう。」

そう言いながら、俺はアスカを抱き締めて頭を撫でる。

自分に良く似たふわっふわのくせ毛はほのかに良い薫りがして、撫で心地も最高である。

このまま寝てしまいたい……………。
そう思って、抱き締めたまま寝ようとすると、頬をプニッと触られた。

「シュウ兄、学校行かなきゃだよ?」

「このままで良い。寝たい……。」

「んむう…。」

文句を言いつつも抱き枕のままでいてくれる妹。

ああ、幸せだ……。ぐぅ………。

「アスカちゃーん!!遊ぼ〜♪
って、やっぱりシュウの部屋にいたー
もう!シュウと居すぎ!たまには僕と遊ブォグファアッッ!?」

「ライ兄ーーーーー!?」

「放っておけ、アスカ。変態がうつる。」

「で、でも…………」

それでもライトをどうにかしようとするアスカを抱き抱え、俺はリビングへ向かった。

そこにはライトを除く兄弟全員が集まっていた。

「おい、アスカ!ライトはどうした?」

「あの変態は即刻排除した。」

「お前に聞いてねぇっつーの。」

「ということはライトは今シュウの部屋でのびてるの?」

「うう…ライ兄が…。」

「あーあーあー。そんな顔すんじゃねぇって。」

そういってスバルが頭をポンポンと撫でようとした瞬間!!
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