みんなの短い本
□忙しい君に
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昨日、我愛羅に八つ当たりしてしまった
理由は簡単
せっかく2人とも休みだったのに風影の仕事が入ってしまい我愛羅は仕事を優先したのだ
今考えれば当たり前のことだろう
風影が仕事をほおっておいて休みを満喫するなんてあってはいけないだろう
しかも彼はなったばかりなので余計にだ
『でもさ…少しぐらい構ってくれたっいいじゃんか』
そう言って拗ねていると誰かがノックした
『どうぞー』
「すまないな藍真]
入ってきたのはテマリだった
『全然いいよ!それよりどうしたの?』
そう聞いてみるとテマリの目が明らかに泳いでいた
「その・・だな」
『うん、なに?』
「我愛羅がだな・・・寂しがっているというかだな」
・・・
「お前と会えなくて、お・・落ち込んでいるんだ」
なんでテマリが照れてんだ
『って!我愛羅が?!寂しかってんの?』
「あぁ」
やべ、意外すぎる
めっちゃ嬉しいし
『あと15分でお茶にしたいんだけど、我愛羅大丈夫?』
「仕事の方は残り僅かだったから大丈夫だろう」
『わかった、ちょっと台所借りるね』
そう言うとテマリはもう一度すまないなと言ってきた
『いいの、私の彼氏だからね』
自分で言うと結構恥ずかしいな