みんなの短い本
□ココア
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『サッチおはよー』
「おはよ、またあれか?」
『うん』
私は毎朝サッチの入れてくれるココアを飲む
最初は冬島に近づいてきた時に寒いって言ったら入れてくれたんだっけ
思い出してるうちに出来たみたいだった
「なにかんがえてたんだ?」
『最初にサッチのココア飲んだ時のこと』
多分その頃にはサッチのこと好きだったんだろうな
ココアを一口口に含む
『私サッチの入れてくれるココア大好き!』
「おっ!嬉しいこと言ってくれんじゃねぇか!」
嬉しそうに照れくさそうに私の頭をガシガシと撫でる
もう言っちゃえ
『でもね、サッチのことはもっと好きだよ』
最後の方は恥ずかしくて小さくなってしまった
サッチが驚いた目でこちらを見る
「・・・俺もだ藍真」
そう言って私の頬にキスをする
『なっ//////』
「そんな顔ほかのヤローにすんなよ」
そう言って私のココアを飲み干すと耳元で囁いた
(夜はもっとすごいことしてやるよ)
END
(マルコ!サッチが変態でっ////)
(知ってるよぃ)
(ひどくねっ!?)