ハートの本
□結局
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結局行くあてもないのでここに居候することにした
とりあえず仕事をする
起き上がろうとすると体に痛みが走った
『いててててて』
とりあえず歩き回ることにした
少しすると赤いボンボンの帽子をかぶった人がいた
『あの、すいません』
話しかけてみると凄いびっくりしていた
『あの・・・』
「あ、すまないあの傷で動いて平気なのか?結構ひどい傷だったが」
どうやら怪我を心配してくれてるようだった
『平気ですよ、ただ完治してないので激しい運動はだめですけどね』
男性はそうかとだけ言って少し微笑んだ
「ところでどうしたんだ?なんかあったのか」
あ忘れてた
『私仕事探してるんです、てかここ何か揺れてるんですけど・・・』
「当たり前だろ海の上なんだから」
え・・・
『船だったんですか!』
でもどっかの客船でもなさそうだし、このつなぎ・・・
まさかね
『あの、これってなんの船ですか?』
「海賊船、だけど」
まさかだった