黒子のバスケの本
□海常高校の話
2ページ/4ページ
そのころ海常は・・・
「笠松さんたちは部活のお仲間って聞きましたけど、何の部活なんですか?」
「バスケ……です」
「スポーツ系なんですね。かっこいい!」
と合コンの真っ最中だった
・・・・・・・・・・
そのころ美也はバスケの練習をしていた
『95っ…!』
そう言って95本目のシュートは決める
ボールは綺麗にゴールした
『ちょっと休憩するか』
息もだいぶ上がってきた
その場に座り込むと自分の汗が地面を濡らした
『小堀に見て欲しかったな…』
私がバスケを始めたきっかけは海常のバスケ部の試合を見たからだった
笠松さんとか森山さんとか早川さんとか勿論黄瀬くんもすごいと思った
その日からバスケ部が帰ったあと体育館で練習するようになった
そんな時に教えてくれたのが小堀だった
小堀は近づきやすくて教えるのもうまいからすぐ上達した
正直、小堀が羨ましい
いっつもあんな上手な人たちと練習できるなんて
『練習再開するかな…』
そういってまた練習を再開した
朝、練習を始めてから数時間
『お腹減ったし、ファミレスに向かった