ガゼ愛

□私の高校生活 4話
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##NAME2##「落ち着いた?」

屋上のベンチに座ってぼーっとしてる私にココアを渡しながら##NAME2##は横に座った

##NAME1##「ありがとう、うん大丈夫だよ」

いっばい泣いたせいで目が腫れている私、しかも、気づけばもう1時間目の授業が終わろうとしていた

##NAME2##「あのね…##NAME1##はちゃんと松本先輩と話した方がいいと思うの…」

そんなの無理だって##NAME2##が一番よく分かってるのに…

##NAME1##「もうあいつとは二度とはなしたくない!」

##NAME2##は私の為に言ってくれたのは分かってた、でもやっぱり口からは乱暴な言葉しか出てこない

##NAME1##「##NAME2##には私の気持ちなんかわかんない!」

私は最低だ…

##NAME2##「##NAME1##の気持ちはわからない…でもっ…分かってあげたいっ…出来ればその痛みを私が代わりたいっ…うっ」

泣き出した##NAME2##を見て私はようやく正気を取り戻した

##NAME1##「ごめん…ほんとにごめん、こんな事言うつもりじゃなかった…」
##NAME2##「ぷっ##NAME1##って怒った時の顔やばいねww」

そういって##NAME2##は爆笑しだした

##NAME1##「も〜やめてよ〜やばいってどんなふうに?ww」
##NAME2##「なんかね、鬼みたいな顔になってたww」
##NAME1##「興奮しすぎて暑かったww」
##NAME2##「顔赤くなってたし本物の鬼じゃんよww」
##NAME1##「ww//」

##NAME2##はいつもそうだった私が悲しいとと1番に慰めてくれて、私がどっかに消えると1番に見つけてくれて、私が泣き出すと1番に笑わせてくれる

ーーーーーーーーーーーーー

##NAME2##「##NAME1##〜屋上で弁当食べにいこ〜」
##NAME1##「はいは〜い、待って〜」

あれからもう三ヶ月が経っていた
松本先輩とは一切関わることなくすれ違って目が合っても私は無視して##NAME2##が鈴木先輩と話している時も何回か松本先輩が話しかけようとして来たが私はあからさまに逃げたりしていた

##NAME1##「あれ〜?屋上いくんじゃないの〜?」

##NAME2##は何も言わずに違うクラスに入って行って廊下で待っている私に##NAME2##は可愛らしい女の子を私の目の前に立たせた

##NAME2##「##NAME1##、この子ね私が通ってるバレー教室で仲良くなったんだあ〜」

##NAME2##は小さい頃から趣味でバレーをやっていた

##NAME1##「そうなんだ〜」
みか「はじめまして、みかです」
##NAME1##「なつみです」

目が大きくてお人形さんみたい、しかもきれいな筋の通った鼻、ぷっくりとした下唇、綺麗なストレートの真っ黒なロングヘアー、そして…足なっがっ!Σ(゚д゚lll)
短足な自分とは死んでも並べたくない

##NAME2##「話してたら同じ高校ってなってさ〜ww」
##NAME1##「へぇ〜運命じゃんww」
みか「##NAME1##さんってほんとに可愛いんですねw」
##NAME1##「え//?」
みか「いや〜いっつも##NAME2##ちゃんから話聞いてて可愛い〜可愛い〜って言ってるからw」
##NAME1##「君〜影で私に恋をしていたなんて、知らなかったわww」
##NAME2##「いや〜ほんとの事いって告げ口されたらたまったもんじゃないからねww」
##NAME1##「あ?なんだと?ww」
みか「仲いいですね〜ww」
##NAME1##「仲良くしてやってるだけだよ〜ww」
##NAME2##「あ?ww」

私たち三人が仲良くなるのに時間はかからなかった

その日の放課後、私たちはカラオケに寄り道していた

〜〜〜〜🎶🎶🎶🎶〜〜〜〜

##NAME1##「みかちゃん歌うんっまっ」
##NAME2##「ほんとだよ〜みかちゃん歌手なれるって!」
みか「そんなことないよ〜//てゆうか、みかでいいよ♪」
##NAME1##「じゃあ、私も##NAME1##でいいよ〜♪」
##NAME2##「私も私もっ♪」

いっぱい歌って騒いで疲れた私たちはいったん休憩をはさんだ

##NAME2##「あー疲れたーw」
##NAME1##「私も、もうダメ〜w」
みか「三人して声枯れてるね〜w」
##NAME2##「あっ!そうだった」

##NAME2##は何かを思い出したかのように手をパシンッと叩いた

##NAME2##「みかってね〜二年の麗先輩と付き合ってんだよっ」
##NAME1##「麗先輩ってあの麗先輩?」

麗先輩は一個上の先輩。
背がめっちゃ高くて髪の毛も長くていっつも昼休みは体育館でギターを弾いてて、チラチラファンもいるみたい

##NAME2##「そうそう!」
##NAME1##「へぇ〜なんかめっちゃお似合い〜」
みか「そ、そうかな//?」
##NAME2##「んでっ今度、麗先輩ん家でBBQやんだってー!」
みか「そうなんだよね!麗くんは友達連れてくるみたいだから##NAME1##もおいでよ♪」
##NAME1##「##NAME2##はもう行く確定なんでしょ?ww」
##NAME2##「あったりまえ〜肉は全て私のだあ〜!ww」
##NAME1##「だからデブるんだよ〜ww」
##NAME2##「なんだと〜ww」
みか「ww」

ーーーーーーーーーーーー
そんなこんなではしゃぎまくった私らはカラオケを出る事にした

##NAME2##「あ〜あっつ〜い」
みか「7月だからね〜w」
##NAME1##「夏万歳っ!」
みか「ぷっ」
##NAME2##「どしたよww」
##NAME1##「だってそろそろ夏休みじゃ〜んw」
みか「そう言えばそうだね〜」

一気にたそがれる三人

##NAME2##「そろそろ、鈴木先輩に告白しなくちゃな〜」
みか「早くしないと、花火とか祭り1人になっちゃうよ〜w」
##NAME1##「大丈夫!私がいるも〜んw」
##NAME2##「けっ、祭りも花火もお前とかよっやれやれw」
##NAME1##「んじゃ、いってやんねっw」
みか「ww、じゃあ私こっちだから」
##NAME2##「うん!ばいばーい」
##NAME1##「ばいばーい」

そのまま三人は別れた


##NAME1##「ただいまー」
「おっ!おかえりー」
##NAME1##「あれ?お母さんは?」
「友達の家でお茶してるぞ」
##NAME1##「そっかあ」

私はお風呂に入ってご飯を食べて父と2人でテレビを見ながら母の帰宅を待った

「ただいまー」
##NAME1##「あ、帰ってきた」
「おかえりー」
##NAME1##「ねぇ、お母さん明後日友達ん家でBBQするからあっちで泊まるね〜」
「わかったよ〜」
「お酒とか勧められても絶対飲んじゃダメだぞ?」
##NAME1##「お父さん私が飲む訳ないでしょ〜w」

嘘だった、##NAME2##の家に泊まりに行くと毎回2人で飲んでた

##NAME1##「じゃあ、寝るね〜おやすみ〜」
「「おやすみ〜」」
ーーーーーーーーーーー

BBQ当日!
待ち合わせ場所にはもう##NAME2##はきていた

##NAME1##「##NAME2##〜」
##NAME2##「お〜いいねぇ♪気合い入ってる〜」

私はヒョウ柄の背中があいたタンクトップにショーパンで髪の毛はカールに巻いてケープで固めた

##NAME1##「そーゆう##NAME2##だって気合い入ってんじゃ〜ん♪w」

##NAME2##は前に2人でお揃いで買ったピンクのノースリーブのわんぴーすに髪の毛はストレートだった

##NAME2##「よし!行くか!」
##NAME1##「なんでそんなにニヤニヤしてんの?」

待ち合わせ場所に着いてからずっとニヤけてる##NAME2##

##NAME2##「え?そ、そう?」
##NAME1##「なんか企んでる?」
##NAME2##「別に〜w」

麗先輩ん家に着くまでずっと聞いても別に〜とかなんでもない〜とかいってばかりの##NAME2##

##NAME2##「着いた〜」
##NAME1##「うわっデカっ」

三階建ての真っ白で綺麗な一軒家だった、芝生の広い庭からすでに肉を焼いてるいい香りがした

##NAME2##「きたね〜♪」
##NAME1##「楽しそうだねw」
##NAME2##「入ろっか♪」
##NAME1##「うん♪」

門を開けて庭にむかった

みか「あ〜きたきた〜♪」
##NAME2##「おじゃましまーすっ」
##NAME1##「庭だけどっww」
麗「いらっしゃい」
##NAME2##「はじめまして〜##NAME2##です」
麗「うん、みかから話は聞いてるよ!はじめましてっ」
##NAME1##「はじめましてっ##NAME1##です」
麗「あ〜君が##NAME1##かあ〜♪」
##NAME2##「そうです!」
##NAME1##「え?なに?w」
麗「まあ、楽しんでって♪」
##NAME1##「あ、はい♪」

麗先輩と##NAME2##のやりとりの意味がよく理解できなかったがとりあえず私は椅子に座りみかたちと話をしていた

##NAME1##「そういえば、麗先輩がずっと1人で焼いてますけど友達とかくるんじゃなかったんですか?」

さっきから麗先輩はビールを片手にひたすら肉を大量に焼いている

麗「あ、今他の3人には買い出しいってもらってるからね♪」
##NAME1##「そうなんだ〜♪誰がいるんですか?w」

そう言った瞬間だった

「おっ待たせ〜、ビール大量にかってきたぞ〜」

聞き覚えのある声…嘘…でしょ?

「あれ、女の子を増えてる〜w」

恐る恐る振り向いたすると予想は的中、松本先輩だった










続く

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