ガゼ愛
□私の高校生活 2話
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##NAME1##「あ…つ、つかれた。」
私なしの入学式も終わり、初めてのHRも終わり、私はある家に向かっていた。
〜〜1時間前〜〜
ルキ「はいっ、これ!」
校門でトイレに行った##NAME2##を待つ私に松本先輩はノートの切れ端らしき紙を渡してきた。
##NAME1##「なんですか?」
ルキ「今日、来いっていったろ!」
ニヤリッと奇妙な笑みを浮かべたまま松本先輩は去っていった。
きっと、松本先輩ん家までの地図だ…
どうやら、今日鈴木先輩は学校にきてなかったっぽい。
##NAME1##「はぁ…」
##NAME2##「なぁーにため息なんかついてんの?」
##NAME1##「うわっ、ビックリしたΣ(゚д゚lll)」
##NAME2##「ww、なにそれ?」
##NAME1##「地獄への道のりだよ…はっはははっ。」
##NAME2##「はぁ?なんじゃそりゃww」
あ〜行くのやめようかな…?けど行かないと…コロサ…よしっ!行くっきゃない!
##NAME2##とは「用事かあるから」と言っていつもの寄り道をしないで別れた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
って事で今に至る。
あげくのはてに、道に迷った私…
##NAME1##「どうしよ…」
「ネェちゃんや、どうしたんだい?」
##NAME1##「ん?」
道端に居たおばあちゃんが声をかけてきた。
「道にまよったんかい?」
##NAME1##「そうなんです…この家わかりますか?」
松本先輩が書いたらしき地図を見せながら聞いた。
「こんなへったくそな絵じゃ迷子んなるわなっ」
##NAME1##「ぷっ」
松本先輩の地図へたくそって言われてるww確かにへただけどww
「わりーなネェちゃんわかんらんわ。」
##NAME1##「ですよね…」
どうよう…
##NAME1##「松本先輩の番号もしらないしなあ…」
「ん?松本ってあの高校生のかい?」
##NAME1##「え、知ってるんですか?」
「そら知っとるよ、ほらっあのオレンジの屋根の一軒家がそうだよ」
あ〜助かった〜。
##NAME1##「ほんとですか、ありがとうございます!」
「いやいや、いーよ!じゃ、またねネェちゃん!」
##NAME1##「はい、また」
私はまた歩きだして松本と書いてある表札の前まできた。
しかし、インターホンを押す勇気がなかった…
インターホンの前に立ち尽くしてから約10分。
##NAME1##「インターホン…押すの怖いな…」
ルキ「インターホンと喋って楽しい?ww」
ビクッΣ(゚д゚lll)い、いつの間に…
##NAME1##「なぜ…いる?」
ルキ「いや、ここ俺ん家だからw」
あ、そっか…って、違くてッ
##NAME1##「い、いつから?」
ルキ「10分くらい前からw」
まぢか…ずっと見てたのか…
ルキ「まあまあ、上がってよ!」
##NAME1##「は、はい」
ーーーーーーーーーーーーーー
綺麗なフローリングの廊下を通り抜け、ひろーいリビングに案内された私はソファに腰をかけ、松本先輩が冷蔵庫をごちゃごちゃあさるのを見ていた。
落ち着かない私は、あたりをキョロキョロ見ていた。
ルキ「ほらよっww」
松本先輩はガラス張りの低いテーブルにコーラをポンッと置いて、私の横にザバッと座ってきた
##NAME1##「あ、ありがとうございます…」
ルキ「大丈夫だよ、襲ったりしねーからww」
あからさまに距離をはならかそうとする私に松本先輩はニヤリと不敵な笑みをこぼしながらいった
##NAME1##「なんで私ここにいるんですかね…?」
遠回しになぜ呼んだのかを聞いた。
ルキ「ちと待ってろ。」
そういって松本先輩は二階にいってしまった
数分後…
ルキ「ほらよっw」
10枚くらいの用紙をポイッと私に投げてきた
##NAME1##「え?なんですか、こ、これは…」
渡されたのは、テストのコピー用紙だった
ルキ「れいたに言わない代わりに今日中にそれ終わらせろ」
なんだってΣ(゚д゚lll)?
##NAME1##「な、なんで私がっ」
ルキ「ふ〜ん、コロサレてもいいんだあ〜ニヤリッ」
ギクッΣ(゚д゚lll)こ、この人は…
##NAME1##「弱みをにぎってこれからもそうゆう事させるんですか…⁈」
ルキ「…ったりめーだろ!」
最悪だ…。
ーーーーーーーーーーーーーー
答案を埋め始めてから約1時間
ソファの下の床に座りテーブルでもくもくと書き込んでいる私をソファに横になった松本先輩はずーーーっと私を横からガン見してくる。
##NAME1##「あの…そろそろ違う方みてもらってもいいですか?」
ルキ「………。」
シカトかよ…(・・;)
ルキ「お前さあ…」
##NAME1##「はい?^^;」
ルキ「横顔は綺麗だな…」
横顔は?はってなんだよ…
##NAME1##「そ、そうですか…」
ルキ「前から見ると可愛いのに」
ビクッ!
え?か、可愛い///?
##NAME1##「……。」
やばい…暑いっちょー暑いっ
ルキ「顔赤いよ?」
なんで?可愛いって言われた事ない訳じゃないのに…なんでこんなに…
ルキ「…##NAME1##?」
ドキドキするの?
心臓の音が聞こえちゃいそうなくらい…
##NAME1##「か、帰ります。」
このまま居たら心臓のドキドキに押しつぶされそうだった
散乱した私物をバックに詰めて立ち上がりドアノブに手を伸ばした時だった
ちゅっ
##NAME1##「…ぇ…?」
時が止まった、しかし部屋には時計の針が時を刻んでいる音がしっかりと響いていた
一瞬だった…一瞬、私の唇を暖かい温もりが包んだ
続く