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五十嵐観月

岩鳶高校二年生。高校入学まで隣町に住んでいた。遥や真琴と同じクラス。陸上部に所属していて、種目は長距離。怜とは学年、種目共に違うものの、それなりに話す。中学二年までは、隣町の佐野スイミングスクールに通っていた。凛とはそれなりに仲がよかったが、中学に入ってからは連絡は取ってない。遥達とは喋った事こそないが、小学六年の時の県の大会でメドレーリレーを見て、感動した事から、未だに覚えている。
小中学校共に凄い記録を持っており、県大会の常連だった。陸上長距離の方でもいい記録をもっている。種目は特に決まってはいない。だがバタフライは疲れるから苦手らしい。小学生のころは凛より速かった。
諸事情により母親が居らず、父親は海外出張中の為、祖父母に育てられた。祖父母ともにすでに他界している。今は遥や真琴の家の近所に住んでいる。父親の持っている一人で住むには大きめの一軒家に一人暮らし。
中学二年の夏、川で溺れ掛けていた二人の少年を助けるために川へ飛び込み、一人は無事救出するが、もう一人は残念ながら助けられなかった。その時に岩に足をぶつけ、半年程泳げなくなり、その後競泳をすることはなくなった。祖父も漁師の仕事中に海難事故で亡くなった。このような出来事があったせいか、川や海などに密かに恐怖を抱いている。この事を知っているのは、祖父の同僚の孫の凛だけであり、他に知っている人はいない。
泳ぐのは好きだが、競泳はあまり好きではない。理由は、負けると悔しいから。
極度の怖がりであり、暗所恐怖症。性格や言動は男勝りで乱暴な所ははあるが、根は優しく、周りをよく見ているしっかり者。
水泳部に入ってから、真琴に惹かれていく。

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