TALES OF THE ABYSS

□2006.10.5
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「はぁ…はぁ…ここまで来りゃぁ、もう大丈夫だろう。ったく!ラジオなんてかったりーつーの。やってらんね〜。さてと、これで心置きなく昼寝ができるぞぉ〜。どこかいい所ねぇかなぁ〜…」

「あそこの木陰なんてどうかしら?」

「おっ!?良いねぇ〜。風は涼しそうだし、芝生は柔らかそうだし、これなら気持ちよく寝られそう…って、ティア!?」

「どうも」

「って何やってんだよ。こんな所で」

「ラジオが始まるんじゃないの?」

「うっ!…そうだけど…。まさかティア…父上に!?」

「そう、頼まれたの。ファブレ公爵に。ルークがちゃんと番組を続けるようにって」

「く〜卑怯じゃねぇか!」

「あら、あなたの口から卑怯なんて言葉が出るとは思わなかったわ」

「だぁ〜!うるせぇってんだよ!!俺は嫌なものは嫌なんだ。俺は親善大使なんだぞ!俺が昼寝するって決めたら昼寝するんだ。いいかティア。邪魔するってんならお前でも容赦しねぇぞ!」

「あら?そう。実力行使というわけね」

「ぬっ!俺は本気だからな!食らえ!双牙斬!!」

「あまい!!」

「おっ!くそ〜。あっさりかわしやがって…」

「さてと…次は私の番ね」

「え?」

「相手も実力行使で来るとは思わなかったでしょう?」

「えっ?ちょ…ちょっと待ってくれ!たんま!ティア!ってば!!」

「イノセントシャイン!!」

「だぁ〜!!…ぐふっ」

「ふふ…さぁ、行くわよ。ルーク」

「てか…番組できんのかな…俺……ガクッ」

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