池田屋24

□酉の刻
1ページ/8ページ

前回までの24――。


「判った、話す!」

「僕に一計がある。宮部殿も吉田も、池田屋には絶対に行かないようにな」

「なんだと。それでいいのか?」
「普段の見回りと同じですよ。気配をよく読むこと。相手をよく見ること。そして、己のことは己で守ること」

「私はちょっと寄るところがあるから、先にまとめて戻ってくれよ。何かあったら四条に知らせてくれ」


そして、酉の刻へと続いていく……。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ