novel

□近くて、遠くて。
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君の背中が滲んで消えた。

伸ばしたり手は、呆気なく空を掴んだ。

届かないんだ、
君は遠くなる。

追いかけるのも精一杯なのに、隣を歩くなんて、無理じゃないか。
離れていくばかりの君の背中を、ただただ見送ることしかできなくて

君は、近くて遠いことを知った。



















あとがき+*

意味深←
最近拓蘭不足で死にかけなので…

一応霧野さん視点です

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