君との世界

□意外な才能
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「さー、もう昼だ。
おめーら少し飯でも食って
休憩しろよい。」


「今日は天気いいから
甲板で飯にする事にしたぜ〜!!
サンドイッチに、肉に、スープ、
大量に作ったから、残さず食え〜!」


そう言って、料理を
運んで来たのは、
白ひげ海賊団4番隊隊長、
サッチである。


『きゃあ〜、美味しそう!』


「お!アキラちゃん!
昨日は良い呑みっぷりだったねぇ〜!で、何にする?
お兄ちゃん、とってあげる♪」

『うん、じゃあそれ取って☆』

そう言って、サッチの頭を
指さす。


「……え?」

『や、だーかーら、その頭の
フランスパン取って。』


「ギャハハハハ!!ッヒー、腹痛ェ!!
フランスパ…ギャハハハハ!!」

いつの間にやら
起き上がってたエース。
流石だな。うん。


―ゴチンッ!!


「『ったぁ!!』」


勢いよく、サッチに
拳骨をくらった。


『何よサッチ!冗談でしょ!』

「なんで俺まで殴るんだよ!」


「アキラちゃんのは、
馬鹿にしてるとしか感じない!
エース、おめーは、ただ腹が立った。」


そんな言い合いをしている
弟と、末の妹を見て
少しほんわかしている、
兄たちだった。
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