君との世界

□敵襲
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エースside




アキラが倒れて
何時間たったか。
時計を確認すると、まだ
2時間しか経ってない。


時間が経つのって
こんなに遅かったっけか。


「…よぉ、エース。」


「……マルコ。」

甲板で、俯いてると
目の前にマルコがいた。


「話は聞いたよい。
また倒れたんだってな。
世話の焼ける妹だよい。」

少し空を見て笑いながら
マルコは言った。


「―なぁ、エース。」

「…なんだよ。」



「―お前にとってのアキラは
どういう存在なんだよい。」


―――は?


「…どういうって…妹で…家族だろ…?マルコだって、同じ気持ちじゃねーか。」


「…俺ァ……家族とか妹とかとは少し違ェ感情がある。」


――何を言ってんだ?


「ま、こんな時だが、聞けて良かったよい。」


――…家族とは、違ェ感情って…


「なぁ、マルコそりゃa「敵集だぁぁぁぁぁぁあ!!!!」…チッ」

「…ま、この話はおいおいだ。」


そう言って、マルコは
敵戦へと向かった。


「…………ッ!クソッ!!」

そして、俺も
敵戦へと向かった。
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