暗殺教室 長編


□化け物の時間
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椚が丘に赴任して数日が経った頃には。
『綾野先生!』
「ん、どうした?」
『今日、バスケ部あるんですけど…、部活の後に補習お願い出来ますか?』
「構わない。視聴覚室においで。」
『ありがとうございます!友達と行きます!』

……とかいう会話が多くなってきた。
私自身、遅くまで残るから問題はない。
ここの生徒は本当に良い奴ばかり。






前の学校とはだいぶ違う。


『先生!綾野先生!!』
「…!!」
『大丈夫ですか?やっぱり私が部活の後に補習頼んだから…。』
「大丈夫だ。……それより、帰るのか?」
『はい。ありがとうございました!』

気づけば8時を回っていた。私も教えるのが楽しいんだ…。


『あのー……』
「ん?」
『理事長がお呼びですよ。』
「え?」
『放送で呼ばれてましたよ…。』
「ごめん!気をつけて帰れよ!!」

猛ダッシュで向かった。
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