短編
□芽生えた感情
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「レビィちゃん」
「ルーちゃん。どうしたの?」
「あのねこの前返した本もう一回貸してくれない?
読みたくなってきちゃって…」
「いいよ。じゃあ今から取りに帰るね」
「ありがとうレビィちゃん」
親友のルーちゃんから
本をまた貸してほしいの事
やっぱりあの本面白いもんね♪
さてと…
と私が振り返った途端
ドンッ!
誰かにぶつかった
強めにぶつかってしまったから
私はしりもちをついてしまった
「いたた…」
「あっ…わりぃなチビ、見えなかったぜ」
「なっ…チビじゃない!」
ぶつかった相手はガジルだった
ガジルにはファントムの時に
意識がなくなる程傷つけられた
彼はその後ジュビアと一緒に
妖精の尻尾に入った
私はガジルには恐怖心を抱いていたけど
バトル・オブ・フェアリーテイルの時に
ラクサスからの雷に助けてもらった時から
彼に対する恐怖心は少しずつ無くなっていた
だけどそれからは私の事をチビと言うから
少しムカついている…
「チビじゃねぇか
バニーより小さいしよ」
「ガジル今の言葉気に入らないんですけどー」
「はいはい。バニーガール」
「違うわよ!」
ルーちゃんもガジルに対しては
少しムカついていると思う…
あれ…?
何だろう…このモヤモヤは…
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