小説 (大人向)

□Lover at leap year
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その恋を哀れだと
そんな風には思わなかったけれど

「寂しい」 と自分自身が感じた初めての他人の恋だった。

まるで写真立てに飾られた写真のように、今も胸の奥にあの一時が静止したままハッキリと心の中に映し出される。


何故だろう?


どうしてなんだろう?



今、俺はお前の想いがとてもとても
 








寂しく感じるよ、不二――…。








* Lover at leap year(1)




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