ノベル

□黒い右腕3
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・・・・・・
ワタルはトキワジムの中で目が覚めた。
すでに誰もいない

ワ「くそっ」

鳥の泣き声がする
もう朝なのだろう。

ワ「にしては暗いな・・・・・・」

トキワジムには窓があったはずなのだがと考えて電気をつける。

ワ「なっ・・・・・・」

その瞬間全てを理解した。ジムの壁や窓にはところ狭しとイエローの写真が貼ってあった。
笑っているイエロー
恥じらうイエロー
寝顔のイエロー・・・・etc

ワ「・・・・ふふふ、そうか。グリーンもやるな・・・・決めたぞ、俺はこのジム(の中に貼ってあるイエローの写真)を守ってやろうじゃないか」

高笑いするワタル

その顔は既に狂人に近かった・・・・
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