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□クリスマス小説 土方編
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¨お前らはさっさと帰れ!入稿は俺が行く¨

と言い放った。

すると

「でわお先にー」
「うわっ!やべーもうこんな時間!お先!」
「でわ俺もお言葉に甘えて失礼します」
「んじゃーお先に」

上から総司、平助、斎藤、原田の順に言われた


あっという間にガランとしてて、誰の声も聞こえない

「ふーさていくか・・・」


深い溜息をつき椅子から立ち上がった。


印刷所へ行くと新八が
「おせぇーよ土方さん!」
「遅くなってわりぃーな これが原稿だ」

といって原稿が入っている封筒を渡した。


「おう!お疲れな!」
ちょっと言葉を交わしたあと印刷所を出てすぐさま家に帰った。

自分の家の玄関を勢いよく開けると

『あっ おかえりー思ったより早かったね?』

「あぁ、早めに来た」

『仕事お疲れ さてご飯食べよ?』

「あぁ」

リビングに行き、ご飯を食べつつ会話をしていく

『今日は新八さんと話してこなかったんだね?』

「少ししか話してないな」

『ふーん珍しい』

「珍しいってなんだよ・・・と プレゼントこれでいいか?」

といってポケットから小さい箱を取り出して見せる


『それ何?』

「これは・・・」

といって箱を開けると

『っ・・・!』

目を見開いて動きが止まっていた

箱の中身は・・・結婚指輪


「俺と結婚してくれ」




―そうすればずっと一緒にいられるだろう?
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