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□クリスマス小説 沖田編
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¨お前らはさっさと帰れ!入稿は俺が行く¨
なんて土方さんが言って走って行っちゃった。
あの人もいるくせに、やっぱ土方さんは馬鹿だと思う(笑)

僕は「多分ここだろう」という感でファーストフードのお店へ行った。
思った通り外の景色を見れるカウンターに座っていた



声をかけようと思ったとき
『はぁ・・・』
と深い溜息が聞こえた。

ちょっとだけ脅かすかと思い隣の席まで行き

「溜息なんてついてどうしたの?」
と彼女の席に座る

びっくりした声で
『そ・・・総司』といわれ


「あれ?もしかして来て欲しくなかった? あー何か寂しいな」
なんてちょっと得意な悪戯をしてみた。

『あっ・・・いや そーいう事じゃなくて 今日仕事が立て込むって・・・』

「あー仕事? 土方さんがあとは入稿だけだから後は俺がやるって さすが鬼の編集長だよね」
とニコッと笑う

『流石土方さん・・・』


「アハハ あの人はあの人で恋人いるのに、僕達に気遣うなんて鬼なのか鬼じゃないのか」


『にしてもよく終わったね・・・?』

「うん まぁー今日まで大変だったけど」

『んじゃ家に帰ろうか?』

という言葉でコンビニによって家へ帰った

家に帰ればコンビニで買った物を開け飲み始めた。


「イブなのになんかごめんね」

『ううん こっちこそごめんね』

「んじゃ 飲もうか?」

『うん!』






―君の時間をもらえてよかった
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