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□クリスマス小説 藤堂編
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¨やべぇー時間が無い!¨
と思い急いで会社を出ようとした時

会社の玄関の所で

『平助』
と声をかけられた。 

声のする方を向くと


「なんで お前ここにいるんだよ!」

『なんでって 迎えに来たんだけど?」

「はっ?まさか俺が遅かったから・・・か?」
思わずシュンとしてしまう・・・

『えっ?違うよ 左之さんじゃらメール来てたの¨平助全然寝てないから少しでも寝かせろ¨って というか 土方さんも土方さんだよ・・・ はぁ・・・あの編集部はどうなってるの?』

「アハハ・・・気遣わせて悪い・・・」


『悪いと思うなら家行くよ!?』

「はい」

こうして自分の家に行くことになった


家に着いた瞬間

『汚い!』『風呂!』『夕飯!』

なんていろいろ怒鳴られ・・・

今日は本当にイブなのか・・・?なんて思ってしまうほどだった。


だけど いつもよりちゃんとご飯が食べられた

それから二人でゆっくり話した。

『ところで今日なんで早かったの?』

「あー土方さんが¨お前らはさっさと帰れ!入稿は俺が行く¨なんて怒鳴って走って印刷所までいって入稿しに行ったよ」


『あー怖っ(笑) さすが鬼の編集長(笑)御疲れ様』

とニコッと微笑んでくれた。


それから話していったが

だんだん意識が朦朧としてくる。

数分もすれば 自分の意識は睡魔によって闇に落ちた


―あぁ悪い・・・今日は何もできなかった・・・ だけど今もこの先もお前を愛してる
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