銀魂小説/パロディ

□バレンタインに起こす騒動もほどほどに、いくら貰えない言えど自棄を起こして迷惑を掛けるな!!
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万事屋銀ちゃんのオーナー坂田銀時はチョコ作りに励んでいた。

理由は今日がバレンタイン





今日がバレンタインで友チョコを作りたがっている神楽の手伝い、もとい神楽へ作り方を教えるためである。


そこに新八を混ぜ3人は黙々と作業を続けていた。



数時間後
チョコを冷やし終え完成したものの、やはり摘み食いの帝王と女王が居るが為に半分には減っていたという。


「銀ちゃん!!私ツッキーや姉御にあげて来るネ!」


そう言って神楽は
嬉しそうに外へ出て行った。


それを見届ける銀時に
新八は疑問を伝える。


「銀さん、あまりは誰にあげるんですか?あげる人決まってないなら交換しません?」


密かに思いを持つ新八はさり気なく銀時のチョコを狙い定める。
が、鈍い銀時は内心真面目で必死な新八に気付くはずもなくボケで流されてしまうことになる。


「んじゃ、これやるよ」


渡したのはメガネ拭き


「……………え?」

銀時の言葉を聞いて
喜びの叫びを心に上げた後
手元を見てマヌケな声を漏らした。


「なんだ、いらねーの?」


怠そうに、不満そうに呟く


「あ、いや…でもコレ…
メガネ拭きですよね?
チョコじゃありませんよね?」


呆れたような悲しいような声をボソボソと銀時へと向ける。


「いや、だって…本体メガネだろ?
メガネがチョコ食えると?
無理に決まってんだろ
チョコは銀さんが
美味しく頂いてやるから
メガネ拭きで綺麗にされてろって話」


至って真面目です!!
とでも言いたいかのように
仮面ではあるが真剣な眼差しを浮かべる銀時に腹を立て普段のような会話に戻った。


「なわけないでしょ!!本体は僕ですよ!!メガネじゃありませんから!!」


「いやいや、新八…
それは……ただのメガネ掛けでしかないんだ!!クソッ…新八…悪ィな…人間にしてやれなくて」


「何に謝ってんだァァァァアアア!!その前に人間をメガネ掛け扱いしたことに謝れェェェエエエ!!」



「あ?んな面倒なこと誰がするかよ
俺ァチョコ食うので精一杯だ」


そう言って新八のチョコを貪り始めた。


「銀さん…つくづく最低で
バカな大人ですね」


その様子に呆れて出て行った。

-end-

この後にメガネはショックで走りだし事故にあっちゃいます( ̄∀ ̄)

やはり自棄はダメですね、自棄は


ですが、それはまたの期にでも!!

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