短編
□クリスマスプレゼント
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戦国時代に初めて来て数ヶ月。
殺生丸と両想いになって、数日がたった。
今日も2人はベッタリで邪見は溜め息をつき、りんは微笑みながら、その様子を見守っていた。
「殺生丸〜」
「なんだ」
蓮香が殺生丸の肩に頭を置き、幸せそうに呟いた。
「明日の夜は必ず一緒にいてね」
「ふんっ。
言われなくとも、共に居てやる」
「ありがとう!」
蓮香が微笑むと、殺生丸の表情も自然に柔らかいものになる。
「あーまただわ。
わしたち、完全に無視されとる」
「邪見様、泣かないで」
2人の雰囲気のせいで近づきにくい2人は、茂みの奥でそっと肩を寄せ合っていたのだった。
楽しみだな。
殺生丸と過ごすクリスマス♪
どんな夜になるのかな?