long Novel
□survival 10days 〜Day3〜
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Day.3_____
結局、4人のホテル飲みは朝方まで続いた、すっかり酔いつぶれたケンチ達もこの部屋に泊まり、目が覚めた頃にはお昼だった
テツヤ「soi、夕方から打ち合わせ入ってるから、終わったら連絡する。サオリちゃんコイツよろしくね(笑)」
ケンチ「じゃあテツヤ、トレーニング行きますか(笑)」
あんなに飲んだのに、打ち合わせ前にトレーニングするとてっちゃん達は出かけて行った
『soi、今日はどうしよっか?』
「どうしようね、私、東京しばらく離れてたから、全然、何あるかわかんない(笑)」
『じゃあさ、中目行っちゃう?てっちゃんの打ち合わせ終わったら、一緒に帰って来ればいいし』
「うん!!そうだね(笑)」
私達はてっちゃん達の後を追いかけるように都内へ向かった
「サオリ、昨日はありがとう」
『えっ?私、なんかした?』
「2人で後押ししてくれて(笑)私、本当はこの10日間でてっちゃんへ自分の想い伝えられたらそれでいいって思ってた。でも、てっちゃんに会えて、その想いを知って、私、てっちゃんを失いたくないって思った。てっちゃんとの未来を望んでる」
『やっと気付いたか(笑)』
「てっちゃんはこの10日間が終わったら、私達の未来を選択しようって言ってくれた。選択するためには私の想いをちゃんと伝えなきゃね(笑)」
『そうだよ〜(笑)ちゃんとお互いの想いを伝えて、2人でこれからの未来を描いていかなくちゃ!!』