短編

□君は俺のもの
1ページ/1ページ



早乙女学園を卒業後、アイドルと作曲家として良きパートナーとしてデビューを飾った二人
そんな二人は私生活でもパートナー、つまりは恋人としてシャイニーに認められている
ファンも二人を暖かく見守っているというカオスな状態



さぁ、そんな二人の愛の巣を覗いてみましょう








―翔の部屋



「翔ちゃんっ・・・」

「なまえっ・・・!!」

「っあぁあ・・・・!!!!」

「くっ・・・」

肌を重ね合わす甘い空気に酔いしれるように、名前に覆いかぶさる

「翔ちゃん・・・好きだよ」

「俺も好きだぜ」

「ふふっ、両想いだね」

はにかんで笑う彼女に胸がトキメキを隠せない
どうしてこうも可愛いのか、閉じ込めておきたいくらいだ

ちゅ

とひとつキスを落として横になる


「もうなまえと出会って5年か・・・」

「早いもんだねぇ」

「おばさんみたいな言い方すんなっ」

「なっ・・・まだハタチですぅっ!!」


腕枕をしながらあの頃の思い出を語る


「翔ちゃんってば、いつもなっちゃんに追いかけられてたよね」

「今も変わんねぇけどな」

「そうだねぇ・・・」

どこか遠い目をする彼女、そんな彼女だって

「なまえは授業中に居眠りばっかしやがって、先生に怒られんの俺だったんだぞ!」

「そんなこともあったよーな、なかったよーな」

「あったっつーの!」

彼の鋭い突っ込みは昔と変わらない
楽しそうに笑う彼の横顔にとても安心する

「そういえば女装もしてたね!」

「・・・!!思い出したくねぇ・・・」

「私より可愛くって嫉妬したんだからね」

「ばーか、お前より可愛いやつなんて見たことねぇよ」

「・・・///」

「照れてんのか?」

「翔ちゃんのばーかっ」

「知ってるか?バカって言う方がバカなんだぜ」

「むぅ・・・!!」

剥れ顔の彼女を見ながら幸せを感じる
こんなにも人生がうまくいっていいのかと
それでも不安になんてならない
だって彼女が傍にいてくれるから

「なまえ」

「なぁに?」

「ずっと俺の傍にいてくれ」

「うんっ、もちろん!!」

ぎゅーっと抱きついてふにゃりと笑う彼女

「お前・・・裸ってこと忘れんなよ」

「きゃっ・・もうっ、翔ちゃんのエッチ!!!!」

「人のこと言えねぇだろっ」

くすぐりあっていると、いずれまた甘い雰囲気に呑まれる



夜 は ま だ 、 始 ま っ た ば か り 














**あとがき**
音佳さんからのフリリクでしたぁっ☆
情事後の二人・・・!
カオスな設定をありがとうございましたですww
この後二人は何回戦かヤってくれるかと(げふんげふん
お楽しみいただけましたか?
お持ち帰りくださいませー!


2012.12.20

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ