短編
□年下彼氏
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『んん…っ』
「なまえ気持ちいい…?」
『ひゃう…っ、そんな所で…っ』
「ダメ、隠さないで?」
くちゃくちゃと粘着音が響く。
私の秘部は音也により晒され、責め立てられている。最初は下着越しから。そして直接、次はナカに…。今は音也の舌が私のナカで動き回っている。
恥ずかしさでおかしくなりそうだけどどうしてだか本気で止められない。私の方が年上なのにこんな…。グッと音也の頭を押すものの押し寄せる快感のせいか力が入らない。
『おと、やぁ…っ』
「ん…」
『ダメ…ッ』
音也は17歳。私は27歳。
10歳差の恋。最初はこんなのおかしいって躊躇ってたけど…。「俺、絶対なまえを幸せにするし!!それに…恋に年の差なんて関係ないと思う!」って、音也があまりにも凛々しく言うものだから私も…信じてみようって…
そんな思い出に慕っていてもナカで動く生暖かいソレが私を翻弄し続けている。
『音也っ汚いよぅ…っんぅ…』
「今更…?んちゅ…っ」
『あぁっ』
「ほら、蜜が溢れてくるよ…ん、なまえこうされるの好きだもんね…」
『やぁ…っ』
一番キモチイイ所を責められ体が仰け反る。だけど…何かが、何かが…足りない…?
「もう、すっごい濡れてるよ…?気持ちいいんでしょ…?」
『ぅう…っ』
そんな事言われたら…っ。
思った通り、じわりとまたもや秘部を湿らしてしまう。
「へへ、また濡れてきた…っ」
私の反応が楽しいのか、音也はわざとらしくちゅぱちゅぱと音をたて、しつこくしゃぶりつく。私は耳も犯されてる気分になりだんだん絶頂へと追い込まれていく。なんとか快感をやり過ごそうと体を捩るが、音也が腰を掴んでいる為、ソレすら叶わない。
イきそうになり、離してと悲願する。しかしそんな姿を見て、音也は楽しそうにより一層激しく舌を動かし出した。
『っ!!!』
まだ足りないのか、音也はしゃぶりついているトコの少し上の突起。――クリトリスをきゅっと摘まむ。
……もちろん私はこれで達してしまった…。
『ひぅ…ぁ…っ』
「またイったんだ?」
『…っ!!だ、だって…っ』
そう、私はずっと音也に責められ続けて何度も達してしまっていたのだ。
何度絶頂を味わっても、音也はやめる気配はない。何が楽しくてこんな事をしているのか
『まだイったばかりなのに…っんぅうぅっ』
ぐちゃぐちゅと舌と指を使い、花弁を犯す。イったばかりで敏感になったナカにはあまりに強すぎる快感だ。
『も…っ、ソレやだぁ…』
「じゃあ、何がいいの?」
『…っ!』
そう言われ、言葉が詰まる。
…言えるわけないじゃん…音也のが欲しい…なんて…。恥ずかしくて死んじゃうよ
視線を泳がせていたら、彼は唇にちゅっと優しいキスを落とした。
「…どうして欲しいの?」
『…ぅ…っ』
「言って…?」
『…っ』
そんな瞳で言われたら拒めないのを音也は知っている。だからこうしてお願いしているのだ。ずるい…音也はずるいよ…。私より年下なのにこうゆう時だけ大人みたいに…。余裕な雰囲気漂わせてさ…
「俺にどうされたい?」
『…て下さい…』
「ん?」
『私のナカを…ぐちゃぐちゃにしてください…っ!』
「んーじゃあ、コレでぐちゃぐちゃにしてあげるっ」
『っ!?』
彼が取り出したのは――…
『な、ナス…!?』
「うんっ、形も似てるし大きいしっ♪」
『やだ…それじゃな…っひゃああぁあ』
私が言う前に、紫色のナスは私のナカに沈められた。音也のモノと違い、冷たくて少し柔らかいそれは容赦なく膣内を擦る。ぐっぽ、と液が混ざる感じがたまらない…。
『それじゃなくて…ひぅ…っ』
「すごいね…、ナスがもう液で光ってる…」
『音也のがいい…っんぅ』
「そう言ってる割りには凄い締め付けてるよ?」
『ちが…っ』
「……」
音也が無言になったと思ったら、急にナスの挿入を早めた。
私のイイトコロを知っている音也は、そこばかりを突く。
『ダメ…ッ、音也ぁ…っ』
ゾクゾクと背筋が震えた瞬間、ぶわっと何かが弾けた。ナスの隙間から透明な液が飛沫のように漏れ出てる。
私…潮吹いちゃった…!?
『や…っ』
予想外の出来事に思わず顔を背ける。……やだ…私、ナスで潮を吹くなんて…っ。
「潮吹くほど気持ちよかったんだぁ…?…んー…、でもなんか妬けちゃうな…」
不満そうな表情をする音也。そんな風に言うんだったらナカのナスの動きを止めて欲しいです。
潮吹きのお陰でかなり滑りがよくなった私のナカ。ビクビクとひくつくそこに、音也は尚もそれを激しく突き入れる。
『あぁああっもう…っ』
「なんか…見てるだけで興奮するね」
『見ないで…っんふぅ…っ』
「ほら、ナスが体温で温かくなってるよ。それになまえの液でぬるぬる…」
『っ…』
ぬぽっとナスを抜き、それを私に見せてくる。恥ずかしくて顔を背けるけど、音也の指により正面に向けられる。
そして次の一言に自分の耳を疑った。
――このナスについた自分の液…、舐めとって
『え…』
有無を言わせないかのようにナスを口に突っ込まれた。なんとも言えない味が口の中に広がり、つんとくるような匂いが鼻を掠める。
『んぐ…っ』
「ほら、ちゃんとしゃぶらないと」
『んんん…』
のどの奥に先端があたり、嗚咽感が込み上げる。
おかしい…。こんな事に興奮するなんて…。ただのナスが音也のアレに見えてきて…。
私は一生懸命舌を絡ませた。
「なまえ、えっろ…っ」
達したばかりの下半身も少しずつ熱を持ち始め…またもや蜜を溢れさせた。
『っ!!!』
「ん…っ」
膣口にぬるっとしたものが宛がわれたと思った瞬間、固くて大きい熱がナカに押し入ってきたのだ。私は急な出来事に息が詰まる。
――私が欲しかった音也のおちんぽ…っ
それでも、やっと入れてもらえたとゆうのに喜びを感じ、ナカを締め付ける。
「なまえのナカ、ぬるぬるで気持ちいい…は…っ」
『んぅ…っんんん!!!』
ガツガツと荒々しく腰を打ち付ける音也。彼により、ゆるゆるになった私の膣内は難なく侵入を許してしまった。ぴったりと形にフィットし、壁に触れる感じが堪らなく気持ちがいい。
ぐちゅにちゅ、と二人の愛液が絡みあう音。
口に含んだナスのせいで、呼吸をするのが難しい。離そうとするが、見かねた音也がそれを許さない。
「離したらだめだよ…っ」
『んんっ』
「ぁ……、上も下も犯されてる気分は…っどう…?」
『んんん!!!!』
「……っ締め付けがすごい…っ」
『んぁんんんんっ!!』
本格的に火がついたのか先ほどよりも律動の速さが早くなる。
『…っ!!!』
「…はっ」
あまりの激しさに我慢できずイってしまった。なのに音也はビクビクと痙攣するナカに、スピードを落とすわけもなく律動を繰り返している。
私がぎゅっと締め付けているため、表情が少し苦しそう。
頬は上気し、体はじわりと汗ばみ、苦しそうな表情はなんとも色っぽい。その姿と律動のせいで弾けた熱も再び灯り、音也を誘う。
「…っ、なまえ…っなまえ…!」
『んぐぅっ』
―――ぐちゅ、ぬちゃずぷぷ
「はは…っ、音がすごいね…」
『っっ』
「はぁ…っ、ん」
『んんんん、おひょや…っ!』
濡れた粘着音と肌と肌が当たる音が徐々に大きくなる。息ができず苦しいが、下から来る快感を止められずにはいかない。
…私、年上なのに受けてばかり…っ!!ああ…またイっちゃいそう…
『んんんん、ぷは…っ』
思わずナスを口から離してしまった。
「あーあ…、離したらダメ、って言ったのに…っ」
『だって…っ、ああぁっ』
「言い訳は聞きたくないよ…っ?」
『んぅうぅ、音也激し…っ』
「…お仕置き…」
『なに…を…っ』
「…はっ…」
『ひゃあぁあああっ』
ビュルルル、ルル
と、生暖かい何かが子宮目掛けて放たれる。…射精、したんだ…っ
その感覚にも感じてしまった私は大きく体をひくひくと上下させた。
一方、音也は私に孕ませるかのように最後の一滴も残すまいと、ゆらゆら腰を揺らしている。
『ナカ…に…っ!!出来ちゃう…っ』
「だから、お仕置き…。」
『ひゃう…っ!おと、やぁっ』
「はぁ…はぁ…ん…っ」
これで終わり…。そう思ったのに、音也のソレは抜かれる事はなくまたもや腰を揺さぶり始めたのだ。ぐぽぐぽとナカの精子が泡立ち、なんだか変な感じだ…
「もう終わりだと思った…?」
『あんっあぁあぁっ』
「安心しきった顔しちゃって…」
――今夜は寝かせないから覚悟してて…。
これが年下彼氏の特権なのだろうか…?まだまだ若い彼の体力には勝てる気がしません…。ああ…、明日の私の体が心配です…
そんな事を考えながら、私は音也から送られる快感に溺れていったのであった――…。
翌朝
(あああ…腰がぁ…っ)
(すっげぇ、気持ちよかったね!!)
(なんで疲れてないのよ!)
(疲れる?なんで?昨日のは軽く動いただけだよ?)
(…っ!?)
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診断メーカーで
「年の差カップル設定でねっとりした激裏な一十木音也夢」
と出たので書かせていただきましたあ!!!
年の差を表すのが難しくて難しくて…orz
激裏なのかも怪しい所です(汗
感想など良かったらください!!!
感想貰えると嬉しくて小説書くの早くなるんです←
2012.12.18