短編

□やっぱり君は、
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今日は、なまえが久々に俺の部屋に遊びに来た。

「音くん!久しぶりっ!」

「うんっ!」

アイドルの仕事が忙しくなり始めてからは、お互い忙しくなって連絡を取り合うことも出来なかった。

なまえはマスターコースの時、嶺ちゃん主演のドラマの相手役をしてて、スタッフ同士の飲み会で潰れた嶺ちゃんを迎えに行った時に知り合った。


正直、なまえにアピールするのは物凄く時間がかかって、二回振られちゃったけど、今はこうして付き合えてる。

それが、たまらなく嬉しい。

「なまえ。」

「ん?どうしたの音くん。」

振り向いて、少し首をかしげる姿が愛くるしい。

「ごめん、もう手加減出来ないかも。」


俺はそのままの勢いでなまえを押し倒した。

「え、ちょ!音くん!!」

少し抵抗の素振りを見せるなまえの腕を掴んで、俺は、求めるままになまえを求めた。







「あれ?なまえ、もうイきそうなの?」

「音くん・・・の、ばかぁ・・・!」

涙目になりながら言うなまえが愛しくて、俺の欲をなまえの中に注ぎ込んだ。








「音くん、これじゃ、明日仕事いけないじゃん・・・。」

「ご、ごめん!!!」

目覚めたなまえの第一声はそれだった。
「けど、嬉しかったよ、音くん。」

「え・・・?」

「何度も言わないから!!」



(俺はやっぱり)
(なまえにゾッコンなんだ。)


fin

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