短編

□太陽は世界に
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ST☆RLSHはデビューをし、1年後マスターコースへと入り4人の先輩たちと共に過ごた


厳しい事ばかりの日々だったが、無事全員ブラザーエンブレムとシャイニングエンブレムを貰い、シャイニング事務所の生所属となった




個人の仕事が増え、それぞれ毎日忙しい日々を過ごしてあっという間に数年の月日が過ぎて行った―――――・・・・














『・・・・バッチリ!お疲れ様!』


音「終わったぁ〜〜〜」



音也となまえは今度出す新曲のレコーディングを行なっていた





音「ねぇ。聞かせて聞かせて(∪`◦ш◦´)」


『うん』



♪♪♪〜〜〜〜♪♪〜〜〜〜



経った今出来上がった曲を流した





音「・・・やっぱりなまえの作る曲が一番好きだなぁ」


『ありがとう。私も音也くんの曲が一番好き』


音「・・・・・・」



ギュッ



『!!//お、音也くん///!?』


音「ちょっとこうしたくなったから(幼笑」




そこに・・・







ガチャ



レ「おや?お邪魔だったかな?」


翔「ハァ・・・お前らなぁ」


音「『!!』」



レコーディングルームにレン・翔・那月の3人がいきなり入って来てとっさに2人は離れた



那「わー。2人とも本当に仲良しですねー(ニコッ」


レ「そりゃあそうさ。2人は恋人同士なんだから」


翔「全く・・もうちょっと鍵をかけるとか気を付けろよ。今入って来たのが俺達だからいいものを・・・」


音「う゛・・ごめん;;」


『ごめんなさい;;』




音「それはそうと、3人ともどうしたの?」


レ「イッキを探してたんだ」


音「俺?」


翔「なんでも、お前にビックなニュースがあるらしいぜ?」


音「何だろ?」


那「とりあえず行ってみましょうよ」


『私も行く』


レ「それじゃあ皆で行こうか」



そうして5人は社長室に向かった











-社長室-




コンコンッ  ガチャッ



全員『失礼します』



シー・・ン



『?いないのかな?』


那「でもここに来るようにって言ってましたよ?」


翔「あの人の事だからどうせ・・・・」



その時




ガシャ―――ンッ




窓ガラスが割れ、早乙女が入ってきた




早「はーっはっはっはっ。お待たせしました〜」



『あ、早乙女社長』


レ「いつも登場が派手だねぇボス」


翔「また窓ガラス割っていいのか?」


那「こんにちわ」



早「お〜。皆反応がベリーベリー薄いで〜すね〜」



音「もう何年も見てるから慣れたよ。それにもう20歳なんだから子供みたいに驚かないって」


翔「そうそう」



早「・・・寂しいで〜す」


レ「ボス。そろそろ本題に入れば?」




早「お〜う。そうでした〜。Mr.音也。Youにとってもビックな情報で〜す」


音「・・・・・」




早「なんと〜・・・・・海外デビューが決定っちゃったのよぉ」




音「へー海外デビュー・・・・・・・」


全員『・・・・・・・・・・』




全員『えぇぇえぇぇぇぇえぇぇぇえぇぇ!!!!!』





音「ほ、本当!?」


早「本当で〜す。Youにはこれからしばらくアメリカに行ってもらいまーす」


翔「す、スゲェな音也!!やったじゃんっ!!」


那「おめでとうございますっ!!」


レ「まさか一番デビューが遅かったイッキが一番最初に海外デビューするなんて」


『おめでとう。音也くん』


音「ありがとう!(ニカッ」




早「Mr.音也はアメリカでTV出演。また、向こうで新たな曲を作り、発表してもらいま〜す」


音「曲・・・って事は音佳も来れるんだねっ!!2人で頑張ろうっ!!」


『うんっ!!』


早「NonNon。それは違いま〜す。Ms.なまえはアメリカには行きませーん」


音「え・・?」


早「Youは1人で行くので〜す」


音「でも、曲って・・」


早「確かに?Ms.なまえは今までパートナーでしたが今回は、向こうの作曲家にお願いしてま〜す。
その人がMr.音也の新しいパートナーで〜す」


音「そんなぁ」



翔「・・?ちょっとまてよ。新しいパートナーって・・?」


早「そのままの意味で〜す。Mr.音也のパートナーは変わりま〜す。つまり?You達は今回の新曲までで解散で〜す」



全員『!!!』



あまりにも急な事から衝撃が隠せなかった









『・・・解・・散?』


音「ちょっ!どういう事!?なんで解散なの!?」


早「音也は向こうで成功したら向こうで活動することになる。そうなれば何年も戻って来れない」


全員『!!』


早「なまえは向こうから声を掛けてもらってる訳でもない。それにこっちでの仕事が沢山ある」


『・・・・・・』



レ「ちょっと待ってくれ。成功したら何年も向こうって・・・じゃあST☆RISHはどうなるんだい?」


早「・・・音也は抜けることになるかもしれんな」


全員『!!!』


『そんなっ!今まで皆で頑張ってきたのにっ!!』


音「そうだよっ!皆と離れるくらいなら俺っ!!」


早「断る事は許さんっ!!」


全員「!!」


早「音也が断れば向こうと我が事務所の信頼関係が崩れるかもしれない。デビューしてから何年もたったからといってもお前らはこの事務所では芸歴が浅い。
そんな勝手な行動は許さない」


音「・・・・・・」



早「音也は1週間後にアメリカに迎え。・・・・・・・・・・以上で話は終わりで〜す。それじゃ解散〜」





そう言って早乙女は部屋を出て行こうとしてドアノブに手をかけた時






早「・・・Mr.音也。Ms.なまえ。You達は別れてもらいま〜す」


音「『!!!』」


『な、何でですかっ!』


早「もし音也が向こうで彼女が居るとばれれば〜口止めすることが出来ませ〜ん。
そうなって手遅れになる前にわかれてくださ〜い」



ガチャッ



音「!!ちょっと!!」



パタン・・・



早乙女は部屋から出て行った



















全員『・・・・・・・・』



残った5人はしばらく誰も喋らず、沈黙が続いた




翔「・・・・どうすんだよ?」


那「・・・・・・・」


音「俺っ。やっぱり今回の件は断って・・・」


レ「あぁなったボスが俺達のいう事聞き耳持つか?」


音「っ。でも!」


レ「別れろって言うのは俺も納得できない。だけど、今回は逃したらもう2度とつかめないかもしれないチャンスだよ」


音「でも俺!なまえとのパートナーもST☆RISHもやめたくないよっ!!」


レ「ST☆RISHはまだ可能性だ。もしかしたら辞めなくて済むかもしれない」


音「でもっ」


レ「見苦しいよ」


音「!!」


翔「おいレン!お前なぁ」


レ「ここで慰めの言葉なんか言っても結果は変わらないんだよ」


翔「・・・・・・・でも言い方ってもんがあんだろ!?
確かに可能性だ。けどもし本当に音也がST☆RISHから外れることになったら!?俺達と会えなくなってもいいのかよ!?」


レ「・・・・良い悪いの問題じゃなくて、俺はただこのチャンスを逃すなって言いたいんだよ」


音「・・・・・・・」


那「・・・・確かにその通りかもしれません」


翔「!!」


那「音也くん。こんなチャンスもうつかめないかもしれないんですよ?」


音「分かってるよ。でもだからって・・・なまえと別れるなんて・・・・」


『・・・・っ!』


音「!!なまえっ!!」



なまえが部屋から走って出て行った
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